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3日目 Kの日記 朝早く目が覚めたのでタクシーをつかまえて、街のはずれの長距離バスターミナルへ向かう。タッタウインの途中、ガベス行きのバスは10時半だとわかる。ガベスまでは14TD。バスが来るまでの時間、朝食をとることにする。まずは近くのカフェへ。カフェオレが3つで1TD。ヨーグルトが0.2TD。しばらくして今度はとなりのカフェに移り、サンドイッチを半分だけもらう。0.3TD。丸いパンを半分に切り、穴を開けて具を詰め込む。ちょうどピタパンのサンドイッチのよう。トマト、ピーマンのペースト、オリーブ、キュウリなどの具にオリーブオイルがたっぷり。あっさりしていておいしい。店の主人が親切で清潔にしてある店内が気持ちよかった。 バスに乗り込む。すぐに休憩がはいる。この時には食べる気がせず、皆が食事をする間、私達は周囲をぶらぶらしていた。しかし、この後、再び走り出したバスは4時間余りまったく止まらなかったのである。私達は空腹で長くつらい時間を耐ええる羽目に陥った。 ガベスを出て、メディニンへ。タッタウインはもうすぐである。この辺りに来ると大分空気が乾いてきたのがわかる。銀行で両替をすると今度はローカルなバスでタッタウインへ向かった。1時間余りの行程。道路のコンディションがよくないせいか、揺れがはげしい。でも景色がどんどん美しくなる。周りにはもう何もない。低い木がぽつぽつとあるだけ。茶色の土の山。石の家。まばらな人の群。羊達。 タッタウインに到着。長い旅だった。ホテル・デュ・メディナに部屋をとる。5TDで朝食付き。殺風景な部屋。トイレとシャワーはやはり共同である。活気のある街に近く、窓からは賑やかな通りを見おろすことができて飽きない。 ホテルの1階の食堂で夕食をとる。クスクスがなかったので、豆と羊の肉のスープを注文。1.6TD。安くておいしい。ホテルのスタッフは若い青年達(少年といった感じの子も多い。)で皆ひとなつこく親切だった。 タッタウインはチュニジアでもかなり南に位置する小さな街である。周りにはベルベル人の集落が多く点在し、そこへ足を運ぶ拠点でもある。ベルベル人はもともとこの地域に住んでいた原住民である。進入してきたアラブ人から逃げて南下し、さらに身を隠すために岩山などに穴を掘った住居に集落を作った。今回の旅の目的のひとつがベルベル人について知ることであった。以前、ベルベル人は金髪であるということをアラブ人の口から聞いたことがあった。また、ベルベルの血をひくことを自慢する男にも会ったことがある。しかし、実際にベルベル人に会うことやその文化に触れることはなかった。 夕方、街を散策。街のメインストリートのカフェP.T.Tでコーヒーをのむ。ほとんど情報を持ち合わせていない私達は、カフェのお兄さんからこのあたりのクサール(KSOUR/ベルベル人の集落、集落跡)について情報を収集。どこのクサールがいいのか、どうやって行くのか、色々と安く行く方法を教えてくれた。次の日の朝、先ずこのカフェに立ち寄ることにした。 ![]() カフェP.T.Tの親切なお兄さん |
![]() バス停 ![]() キヨスク ![]() バス停の隣のカフェ ![]() タッタウイン途中の風景 ![]() タッタウインの街 |
