ュニジア旅の ークル


チュニジア旅行記
寄稿: 越崎 健司

初めに

 今回の旅行先を探していた私は、図書館に並ぶ「地球の歩き方」を見ていてチュニ ジアという国をみつけた。なぜ行きたい、というはっきりした理由はない。それはい つものことだ。本を見ていて、突然インスピレーションのようなものを感じると、も うチュニジアに行くことにしてしまっていた。

 「地球の歩き方」は8年も前に出たものであり、すでに廃版になっていた。この本 やインターネットの情報から私が得たチュニジアのイメージは、以下のようなもので あった。
  • イスラム教の束縛が弱いとは言えいまだに女性が家の中にこもるなど多くの慣習が 残っ た国。
  • 砂漠の町では遊牧民やそれに似た生活をしている人々がまだ暮らしている国。
  • 金にがめつい人が多いという北アフリカの国にしては危険な目や嫌な思いにあうこ との少ない国。
  • カルタゴやローマの美しい遺跡が多く残った国。
  • 観光立国で失業者が多く観光関係の仕事をしている人が多い国。
  • アラビア語とフランス語が公用語で英語があまり通じない国。
  • 日本では人気がないがヨーロッパでは観光客に非常に人気がある国。
少なくとも、私の期待するカルチャーショックやチュニジア人とともに楽しむ時間は 得られそうな気がしていた。また、前回トルコを旅してイスラム世界に興味を持った 私にとって、ともにイスラム教の束縛が弱いと言われるチュニジアとトルコの違いを 見るのが楽しみであった。ただ、日本のチュニジア大使館に電話で話を聞くと、安全 だ、問題ないとしか言われず、かえって本当に信じて良いのか不安になっていた。と にかく、チュニジアに関する情報が少なく、結局ガイドブックもLonely planetとい う英語のものを持っていくことになり、まさに未知の世界に行くという感じであった。


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