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チュニスのメディーナの奥深くで、英語をしゃべるおっさんが声をかけてきて、 「ジャパニーズ、フレンド」とか、うさん臭いことをいいつつ、 「モスクが見える素晴らしい展望台に連れってあげよう」 と誘ってきたのでついていってしまいました。 そこは、なんてことはない、店の屋上でしたが、 おっさんは、 「ここは知り合いの店で、特別にあがらせてもらったんや。 お礼に10D払ってくれへんか。」 と言ってきました。 僕は不幸にもそのときは、入国日で通貨に対する感覚が まだ養われておらず、 「10D=120円。えらい安いお金でええんやん」 と思い、気前よく払ってしまいました。 その後おっさんは僕に耳打ちし、 「ちょっと、商品のカーペットみてもらえへんやろか。 わしの顔たてて。買わんでええし。」 と言ってくるので、結構きれいなカーペットだったことも あり、冷やかそうかと思いのぞきました。 そうしたら、でるはでるは30枚ほど積まれ、 もっともっと出てきそうだったので、やばいと思い 「サンキュー、グッバイ」と言って逃げてきました。 そうしたらおっさんが追いかけてきて 「ごめん、ごめん。まあ茶でも飲んでって。 わしの店で。」 と言うので、その店に行ったらそこは香水屋でした。 しゃべっているとお約束どおり、香水を売ろうと してきたので、怒ったふりをしたら、おっさんは 簡単に引き下がり、僕はそのまま帰りました。 ホテルで未払いの料金を払おうと金額を確かめたら 8Dとのこと。 「8D=96円。安過ぎへんか」と思い、レートを確認 したら僕の勘違いが発覚、急に腹がたってきました。 そうです。僕はしょうもない景色を見るために 1200円近くも払ってしまっていたのです。 まあ、この程度のことは、ほんの少し注意していれば 防げることです。おっさんも単にせこいだけで 弱気でしたから簡単に撃退できます。 僕は払ってしまいましたけど、屋上でも怒ったふりを すれば払わなくてもすみます。それに確かにどこかの 店の屋上に上らなければ、モスクの全貌は明らかに なりませんから、おっさんに連れて行かれるのも 悪くないかもしれません。 これからチュニジアに行かれる皆さんに、 すこしでも参考にしていただけたら幸いです。 (takeuchiさんより 98/4月) | |
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